2014/07/25

7)中性子は原子核の重力磁場(マグラブス)を安定させている

現存の、物質を使うテクノロジーに代わる、プラズマの物質磁場の特性を利用してエネルギーや運動を生み出す技術を私は、重力磁場ポジショニング・システム・テクノロジーと呼んでいる。

物質磁場の重力テクノロジーと 、物質を使った推進エネルギー・システムの基本的な違いは以下のように説明できる。

物質を利用した推進テクノロジー

燃料を燃焼する、物質推進システムはリフトと運動を起こすのに地球の重力磁場に抵抗し、それを克服しなければならない。これは今日のロケット推進宇宙テクノロジーに見られる通りだ。

推進システムや発電所、自動車の使用に燃焼物質の基本原理を用いてエネルギーを放出させ、それを様々な形に転換して動力やエネルギーを生み出している。このテクノロジーは、常に限りある エネルギーを供給してきた。また容積や重量が大きく、目的を達成するのに配送システムに頼らなければならない。

物質システムはプラズマの物質磁場の部分を利用したもので、プラズマ内で最も弱くて、エネルギーが小さい部分である。また、CO2や放射性廃棄物など様々な廃棄物を生み出す特性がある。

物質磁場を利用した重力テクノロジー

物質磁場
の重力磁場(マグラブス)システムでは、プラズマのすべての物質磁場の特性を利用する。運動やリフト、エネルギーを生み出すのに物質磁場の性質を破壊することなく、運動とポジションを得るのに*M磁場重力場の環境内でシステムが稼動する。地球の重力磁場は、それに反して抵抗するよりも、その中でシステムを稼動させる方がずっと多くを達成できる。

今日の最新のテクノロジーでは物質磁場の部分ではなく、常に物質部分の物理的な作用と反作用を考慮している。重力磁場システムでは基本的プラズマ内の物質磁場、推移物質磁場、根源物質磁場、すべての基本的粒子の特性を利用する。

システムは同じ磁場の一部分として普遍的な自然な力を通じて、その中で稼動するので、物質でのプロセスのように “反作用” は必要ない。システムは他の磁場の力に対して磁場的に常にバランス状態にある。このリアクターのシステムは、基礎的な粒子の相互作用が重力磁場ポジショニングによって運動を生み出す宇宙の原理に沿って稼動するよう開発された。

恒星は大量の熱を発して、膨大なエネルギーと重力磁場の力を生み出していることが観測により判っている。この物質磁場3態を利用する仕組みでは、必要に応じて熱を発生させることが出来るが、運動とエネルギーを生み出すのに温度に依存しないことが実験で確認されている。

大気環境で重力ポジショニング・システム(*グラポス)を使用すると、リアクター・コア(炉)内のプラズマ重力磁場と地球のそれが相互作用してシステムの周辺に球状磁場が生れ、光が発生する。これは、正に地球の太陽に対する重力磁場の相互作用による原理と同じである。地球のまわりに球状磁場(磁気圏)があり、日中の太陽光が見られるのはこのためだ。
 
恒星のような宇宙のシステムでは重力磁場の力は固定 されている。これは恒星が誕生した時点の内核で構成された物質に依存していて、重力磁場の強度を任意に変えることは出来ない。だが、船艇の運行を目的として開発された、重力ポジショニング・システム(*グラポス)リアクターでは位置やスピード、エネルギーなど、必要に応じて重力磁場のパラメーターの変更や操作が可能だ。このシステムでは地球の表面に対して、または月、銀河など、ある一定の距離に対するシステムの重力磁場の強度が制御できる。

地球のように高密度なプラズマ磁場の環境では、運動やリフトに重力ポジショニング(グラポス)を使用すると、球状磁場に鮮明な光が発生するが、この明るさはリアクターによって作られたプラズマ磁場の強度と、地球に対するシステムのポジショニングによる。

NASAでは最新構想のプロジェクトとして、このタイプの球状磁場環境システムのテストをした。これはミニ磁気圏プラズマ推進(M2P2)として知られている。彼らは現段階ではアルゴンガスで、次にヘリウム、水素ガスのベース利用を、と考えている。水素原子のプラズマを利用する知識を得るまでには、もし予算が続いたとして、まだこの先30年から50年を要するであろう。ある宇宙研究組織にとっては、これはまだ理論的アプローチの段階である。

いくつかの研究所では、将来的なNASAの推進システムの燃料として反物質の磁場(根源物質磁場)に着目している。彼らが既に獲得した反物質の性質や効力についての知識に再び焦点を当てれば、私たちと同じ重力磁場システムに到達するであろう。このシステムは財団のホームページで紹介されて、すでにパテントに申請されている。(内容はUSBスティックに収められ今年の3月に公開された)

私たちの重力磁場ポジションニング・リアクターはNASAのようにミニチュアではなく、目的に応じて重力磁場のサイズが変えられる。近い将来これらのシステムは、今までの航空機や宇宙探索の推進システムに
取って代えられるだろう。

重力ポジションニング・システム(グラポス)の利点は、船艇のまわりに球状磁場が発生し、自然な防護バリアの役割を果たすことだ。これは地球の球状磁場(磁気圏)が何億年もの間、宇宙の放射線や宇宙塵から人類を守っているのと同じ原理である。

プラズマ希釈リアクターを利用すれば、氷のような物体でも溶かすことなくプラズマの物質磁場レベルで希釈できる。このシステムの利用で、原子やプラズマの重力磁場の結合を一時的に解き放すことで、船艇は宇宙のコスミック・ダストを安全に通過できる。これはプラズマ希釈重力磁場ポジショ二ング・システムにのみ可能なことだ。

物質磁場を利用したリアクターによるリフトと運動

動的なプラズマによる重力ポジショニング・希釈システムは、常温で開発、実験されたが、地球のように中心コア(核)に熱をもつ物体と同じ強度の重力磁場の力を生み出す能力があると確認されている。 

複数のコア(炉)構造をもつマルチ・コア・リアクター内部に、動的なプラズマ重力磁場を生み出す原理を利用したシステムでは、地球や宇宙のM磁力と重力に対してポジショニングをする。地上で地球の重力磁場に対するポジショニングが達成されると、まずシステムの重量軽減が起こる。その後、地球とシステムのプラズマ磁場が完全なバランス状態平衡点に達すると、システム重量ゼロとなる。


この平衡点より先、同じ方向と配置状態でリアクターの重力磁場の強度に変化が起きると、システムのフリー・リフト(自然に持ち上がる)や運動が起こる。
地球に対して上向きの運動が起こるのは、システムと地球のM磁力が同じ極性を持つためで、これらはお互いに反発し合い、上向きのまたは互いに離れる運動が起こる。

このシステムでは、地球から離れる運動は、完全にシステムと地球のM磁場の相互作用によるもので、近づき合う運動は両者の重力場のプラズマ磁場に依存している。システムの重力場やM磁場の強度のパラメーターを変えることで地球の重力磁場との新たなバランスを生み出す必要が生じ、システムに運動が起こる。

この重力磁場ポジショニング(グラポス)では、リアクターの中心コアに放出された各プラズマ磁場は、同じコア内 で強度が適合した他のプラズマ磁場と相互作用する。それらは、同じリアクター内の他のコア内に存在する同様のプラズマ磁場の集まりと集合的に相互作用し、他のコア 内 のプラズマ磁場と結び付く。これがリアクター内部と周辺に同時に重力磁場を生み出す。(図28)
Plasma reactor -56
図28:プラズマ希釈&重力磁場ポジショニング・リアクターのケッシュ・モデル

これは正に地球のような惑星の内部コアで起きていることで、重力磁場(マグラブス)を生み出す仕組みである。重力の場がその内容物を保持しながら、M磁力の場が宇宙の有害物質から保護する。同時に他の重力磁場に対してポジショニングすることでリアクターに運動を起こす。

また、システムの稼働中は船艇の周辺に重力とM磁力による球状磁場が生れるので、この特性と効果を利用して、宇宙のどこにいても船艇の場の力を1G(地球の重力環境)に保つことが可能だ。

重力ポジショニング・システムは、正に宇宙で重力磁場が生れる仕組みをコピーしたものである。内部の物質磁場を活用し、システムと地球の相互作用により重力磁場を作り出す原理は、太陽と地球の間の場の力に働く原理であり、太陽と太陽系の惑星、陽子と電子との間に働く原理でもある。

重力場とM磁場の強度によりシステムが持ち上げることが出来る質量は、システムのサイズに無関係であることが実験により示されている。2008年の実験では、10kg のリアクター・システムで100kgの重量が持ち上げられた。2009年には、システムの組み合わせを利用して9kg から100g づつ重量が軽減された。他のシステムでは、7kg から 6.5kg、6.3kg 6.1kg と続き100g づつの軽減し、他の実験では同じシステムで100g づつの軽減が見られた。

これは、惑星のように一つのシステムの他のシステムに対する重力磁場(マグラブス)の力の増減の理論的原理を実際に応用した実験で、この理論の正しさを示すものである。

著書からの要約はここまで



*本の中の説明によると、恒星や惑星などのように磁力の場に必ず重力の場が伴う場合の「磁力- Magnetic」 を書き表す場合には、単なる 「磁場」と区別して大文字のMで始まる 「Magnetic 」で表記する、とのことなので、その場合ここでは「M磁場」と表記した。

*「マトマグス」は、“MATMAGS = MAT ter MAGnetic Supply” の略で「物質磁場供給」の意味。

*「グラポス」は、“GRAPOS = GRAvitational POsitioning System” の略で「重力ポジショ二ング・システム」の意味。




参考資料:The Universal Order of Creation of Matters



 


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