2014/07/27

7月24日(木)に配信された、ワークショップ内容の一部要約

配信録音:http://www.livestream.com/kesheworkshop/video?clipId=pla_b262dc95-6df3-4f0c-8875-0050e83209f3&utm_source=lslibrary&utm_medium=ui-thumb

研究生マルコーさんからの報告:
今日は夏季休暇前の最後のワークショップだ。振り返ると、プラズマ・テクノロジーの理解に多くの進展があった。ナノ・コーティングから始めてガンズ・マテリアルを生成し、新しい配置を試す動的リアクターの実験に至っている。物質から
プラズマへ、プラズマから物質の生成へとフルに巡回される過程を見た。

すべての場と物質は繋がっている、この繋がりをプラズマ的、場
(field) 的見地から捉えて物理を理解することが大事だ。すべては重力の場と磁力の場で始まり、すべての現象は、繋がっている。物質的見地から離れて、物質を超えた場的見地から見る必要がある。

そして最も重要なことは、平和条約にあるようにケッシュ財団が提示している新しい精神を受け入れることだ。この技術を使って何者も傷けないこと、人も動物も植物でも。そして必要なものだけ受け取ること。プラズマは必要なものだけを取り入れる。同じように振舞う必要がある。

必要なときに必要なものだけ受け取ることだ。

新しいリアクター配置で実験をしている。密閉された環境によるシステムでさらにコントロールを得ることが出来るようになった。ガスを投入すると
磁力センサーに迅速な反応が見られた。この新しい設定で場の強度を素早く増すことが出来る。すべては録画されている。実験が完了したら公開される。

今リアクターは、重力磁場で繋がっていて、ナノ・コーティングされた銅線で物理的に繋がっていない。私たちの体も物理的ではなく磁場で繋がっている。

体もそういう観点で見る必要がある、すべてが物理的ではない。体はどのようにエネルギーを得て、血液、リンパ液が活力を得るか。物質は体内の胃壁や腸、肺の壁を越えることはない。すべてはエネルギーの場で交差して体に必要な働きをする。私たちの周りの環境はすべてエネルギーの場である。

私たちは基礎的知識を得たので、さらに前に進むことができる。宇宙でもどこでも重力磁場の相互作用的に説明がつく。私たちは知識を拡大した。

脳から思考によってリアクターに影響を及ぼす試みをしたところ、磁場が増した。これは興味深い。このテクノロジーを使って誰も、何も傷つけないという態度だけでなく、私にとっては思考がとても重要だ。

(「思考も大事だが、物理的な成果を出すことも大事なのでは?」という質問に対して)

物理界ではある研究者が、すべての場を吸収するという新マテリアルを開発した、という記事があった。ナノ・マテリアルの見地から見て、私たちが公表したやり方のレプリカだ。
物理的成果は現れている。日本政府も福島に関しての実験をしている。彼らは新マテリアルを開発していると伝えられている。

USBスティックのパテントが公表されてから科学者らは研究を始めている。高価な装置は必要なく、技術を理解することが重要だ。公表した技術を使ってナノ・マテリアルやガンズを生成できたという報告もたくさん聞いたが、それを応用に使っていくことも大事だ。


ケッシュ氏からの報告:
財団では、政府関係者や科学者など財団の研究を有効活用できる者たちに扉をオープンしている。このワークショップ後、財団は夏期休暇に入るので閉鎖されるが、いくつかの先進国政府との合意に基づき、今日の正午から二日間にわたって、かなり高レベルのリサーチが財団で行われる。現時点での非常に大きな問題を解決するため、民間企業ではなく政府からの科学者たちが参加する。

私たちは、問題解決のための研究開発をしていると先進諸国からの理解を得ている。この研究所で、合同リサーチの機会を得たいと彼らから申し出があった。これら政府のために今日から二日間、研究所はハイセキュリティ管理の下に完全に閉鎖される。

私たちのテクノロジーはとても高度なものである。
政府が財団について抱えている問題は、どのようにしてこのテクノロジーの知識を民間にディスクローズしたら良いのかということだ。 

プラズマ・リアクターについて:

全部で12のリアクターがある、モーターは切られているがプラズマの生成には影響がない。

4つのリアクターは、モーターを使用せずにリアクター間に動的なプラズマを保持していて、素早く反応を示すので、必要に応じて場の強度を増し、一定の環境を生み出すことが出来る段階に入った。これは次の発展段階で、このプロセスが完成したら、いつものようにその知識を伝えて行く。

今では3つめのスターフォーメーションが加わった。昨日の実験では、コアのバリエーションを変えることで動的プラズマを生み出した。このハーモニック・システムは、原子や銀河の動的な構造を持つ。3つのリアクターにそれぞれ水素、ヘリウム、窒素を投入して
順次に稼動させて行き、同じ順序を繰り返しリアクターは動的に保持された。

各リアクター内の条件を変えて
プラズマの流れを作り、プラズマ環境を得た。各リアクターの重力磁場は繋がっているので、他
のリアクターに影響を及ぼす。リアクターは原子内部構造または銀河内のそれと類似した磁力の流れを持つ。私たちは動的なプラズマ生成を達成し、システムは動的な環境を築いた。

リアクターの場の境界域は一定に保たれているので、プラズマには場が入ってこない。すべての場はコアの境界域から中心コアへ向かい、中心コアから垂直方向へのリフトに向かっている。これから、さらにプラズマの圧力を加えて行きバランス点に到達後リフトが起こる。

私たちはリアクターで原子の構造を作り出すことができた。3つのリアクターが中心コアにプラズマ磁場を与えている。境界域コアから中心に場が放出されて中心コアに繋がり、中心コアに垂直向きの力が増している。今や境界域の場が停止しているのが見られる。

これは相互作用が完全にリアクター間内部で起きているということだ。中心コアから出る余剰の場がコアの底に戻り、吸収されて境界域コアのプラズマが増加する。これは持続可能な重力磁場(マグラブス)のプロセスが始まったということで、大きな成果だ。


Four reactors - atomic structure
1つのリアクターを中心に、3つのリアクターを120°に配置した4つのリアクターによるシステム
 

Cup of life
 医療セクションで何年かにわたり開発が進められている命の器(Cup of Life)
このカップから、人が必要な重力磁場のスペクトルを得ることが出来る。 

 


2014/07/25

7)中性子は原子核の重力磁場(マグラブス)を安定させている

現存の、物質を使うテクノロジーに代わる、プラズマの物質磁場の特性を利用してエネルギーや運動を生み出す技術を私は、重力磁場ポジショニング・システム・テクノロジーと呼んでいる。

物質磁場の重力テクノロジーと 、物質を使った推進エネルギー・システムの基本的な違いは以下のように説明できる。

物質を利用した推進テクノロジー

燃料を燃焼する、物質推進システムはリフトと運動を起こすのに地球の重力磁場に抵抗し、それを克服しなければならない。これは今日のロケット推進宇宙テクノロジーに見られる通りだ。

推進システムや発電所、自動車の使用に燃焼物質の基本原理を用いてエネルギーを放出させ、それを様々な形に転換して動力やエネルギーを生み出している。このテクノロジーは、常に限りある エネルギーを供給してきた。また容積や重量が大きく、目的を達成するのに配送システムに頼らなければならない。

物質システムはプラズマの物質磁場の部分を利用したもので、プラズマ内で最も弱くて、エネルギーが小さい部分である。また、CO2や放射性廃棄物など様々な廃棄物を生み出す特性がある。

物質磁場を利用した重力テクノロジー

物質磁場
の重力磁場(マグラブス)システムでは、プラズマのすべての物質磁場の特性を利用する。運動やリフト、エネルギーを生み出すのに物質磁場の性質を破壊することなく、運動とポジションを得るのに*M磁場重力場の環境内でシステムが稼動する。地球の重力磁場は、それに反して抵抗するよりも、その中でシステムを稼動させる方がずっと多くを達成できる。

今日の最新のテクノロジーでは物質磁場の部分ではなく、常に物質部分の物理的な作用と反作用を考慮している。重力磁場システムでは基本的プラズマ内の物質磁場、推移物質磁場、根源物質磁場、すべての基本的粒子の特性を利用する。

システムは同じ磁場の一部分として普遍的な自然な力を通じて、その中で稼動するので、物質でのプロセスのように “反作用” は必要ない。システムは他の磁場の力に対して磁場的に常にバランス状態にある。このリアクターのシステムは、基礎的な粒子の相互作用が重力磁場ポジショニングによって運動を生み出す宇宙の原理に沿って稼動するよう開発された。

恒星は大量の熱を発して、膨大なエネルギーと重力磁場の力を生み出していることが観測により判っている。この物質磁場3態を利用する仕組みでは、必要に応じて熱を発生させることが出来るが、運動とエネルギーを生み出すのに温度に依存しないことが実験で確認されている。

大気環境で重力ポジショニング・システム(*グラポス)を使用すると、リアクター・コア(炉)内のプラズマ重力磁場と地球のそれが相互作用してシステムの周辺に球状磁場が生れ、光が発生する。これは、正に地球の太陽に対する重力磁場の相互作用による原理と同じである。地球のまわりに球状磁場(磁気圏)があり、日中の太陽光が見られるのはこのためだ。
 
恒星のような宇宙のシステムでは重力磁場の力は固定 されている。これは恒星が誕生した時点の内核で構成された物質に依存していて、重力磁場の強度を任意に変えることは出来ない。だが、船艇の運行を目的として開発された、重力ポジショニング・システム(*グラポス)リアクターでは位置やスピード、エネルギーなど、必要に応じて重力磁場のパラメーターの変更や操作が可能だ。このシステムでは地球の表面に対して、または月、銀河など、ある一定の距離に対するシステムの重力磁場の強度が制御できる。

地球のように高密度なプラズマ磁場の環境では、運動やリフトに重力ポジショニング(グラポス)を使用すると、球状磁場に鮮明な光が発生するが、この明るさはリアクターによって作られたプラズマ磁場の強度と、地球に対するシステムのポジショニングによる。

NASAでは最新構想のプロジェクトとして、このタイプの球状磁場環境システムのテストをした。これはミニ磁気圏プラズマ推進(M2P2)として知られている。彼らは現段階ではアルゴンガスで、次にヘリウム、水素ガスのベース利用を、と考えている。水素原子のプラズマを利用する知識を得るまでには、もし予算が続いたとして、まだこの先30年から50年を要するであろう。ある宇宙研究組織にとっては、これはまだ理論的アプローチの段階である。

いくつかの研究所では、将来的なNASAの推進システムの燃料として反物質の磁場(根源物質磁場)に着目している。彼らが既に獲得した反物質の性質や効力についての知識に再び焦点を当てれば、私たちと同じ重力磁場システムに到達するであろう。このシステムは財団のホームページで紹介されて、すでにパテントに申請されている。(内容はUSBスティックに収められ今年の3月に公開された)

私たちの重力磁場ポジションニング・リアクターはNASAのようにミニチュアではなく、目的に応じて重力磁場のサイズが変えられる。近い将来これらのシステムは、今までの航空機や宇宙探索の推進システムに
取って代えられるだろう。

重力ポジションニング・システム(グラポス)の利点は、船艇のまわりに球状磁場が発生し、自然な防護バリアの役割を果たすことだ。これは地球の球状磁場(磁気圏)が何億年もの間、宇宙の放射線や宇宙塵から人類を守っているのと同じ原理である。

プラズマ希釈リアクターを利用すれば、氷のような物体でも溶かすことなくプラズマの物質磁場レベルで希釈できる。このシステムの利用で、原子やプラズマの重力磁場の結合を一時的に解き放すことで、船艇は宇宙のコスミック・ダストを安全に通過できる。これはプラズマ希釈重力磁場ポジショ二ング・システムにのみ可能なことだ。

物質磁場を利用したリアクターによるリフトと運動

動的なプラズマによる重力ポジショニング・希釈システムは、常温で開発、実験されたが、地球のように中心コア(核)に熱をもつ物体と同じ強度の重力磁場の力を生み出す能力があると確認されている。 

複数のコア(炉)構造をもつマルチ・コア・リアクター内部に、動的なプラズマ重力磁場を生み出す原理を利用したシステムでは、地球や宇宙のM磁力と重力に対してポジショニングをする。地上で地球の重力磁場に対するポジショニングが達成されると、まずシステムの重量軽減が起こる。その後、地球とシステムのプラズマ磁場が完全なバランス状態平衡点に達すると、システム重量ゼロとなる。


この平衡点より先、同じ方向と配置状態でリアクターの重力磁場の強度に変化が起きると、システムのフリー・リフト(自然に持ち上がる)や運動が起こる。
地球に対して上向きの運動が起こるのは、システムと地球のM磁力が同じ極性を持つためで、これらはお互いに反発し合い、上向きのまたは互いに離れる運動が起こる。

このシステムでは、地球から離れる運動は、完全にシステムと地球のM磁場の相互作用によるもので、近づき合う運動は両者の重力場のプラズマ磁場に依存している。システムの重力場やM磁場の強度のパラメーターを変えることで地球の重力磁場との新たなバランスを生み出す必要が生じ、システムに運動が起こる。

この重力磁場ポジショニング(グラポス)では、リアクターの中心コアに放出された各プラズマ磁場は、同じコア内 で強度が適合した他のプラズマ磁場と相互作用する。それらは、同じリアクター内の他のコア内に存在する同様のプラズマ磁場の集まりと集合的に相互作用し、他のコア 内 のプラズマ磁場と結び付く。これがリアクター内部と周辺に同時に重力磁場を生み出す。(図28)
Plasma reactor -56
図28:プラズマ希釈&重力磁場ポジショニング・リアクターのケッシュ・モデル

これは正に地球のような惑星の内部コアで起きていることで、重力磁場(マグラブス)を生み出す仕組みである。重力の場がその内容物を保持しながら、M磁力の場が宇宙の有害物質から保護する。同時に他の重力磁場に対してポジショニングすることでリアクターに運動を起こす。

また、システムの稼働中は船艇の周辺に重力とM磁力による球状磁場が生れるので、この特性と効果を利用して、宇宙のどこにいても船艇の場の力を1G(地球の重力環境)に保つことが可能だ。

重力ポジショニング・システムは、正に宇宙で重力磁場が生れる仕組みをコピーしたものである。内部の物質磁場を活用し、システムと地球の相互作用により重力磁場を作り出す原理は、太陽と地球の間の場の力に働く原理であり、太陽と太陽系の惑星、陽子と電子との間に働く原理でもある。

重力場とM磁場の強度によりシステムが持ち上げることが出来る質量は、システムのサイズに無関係であることが実験により示されている。2008年の実験では、10kg のリアクター・システムで100kgの重量が持ち上げられた。2009年には、システムの組み合わせを利用して9kg から100g づつ重量が軽減された。他のシステムでは、7kg から 6.5kg、6.3kg 6.1kg と続き100g づつの軽減し、他の実験では同じシステムで100g づつの軽減が見られた。

これは、惑星のように一つのシステムの他のシステムに対する重力磁場(マグラブス)の力の増減の理論的原理を実際に応用した実験で、この理論の正しさを示すものである。

著書からの要約はここまで



*本の中の説明によると、恒星や惑星などのように磁力の場に必ず重力の場が伴う場合の「磁力- Magnetic」 を書き表す場合には、単なる 「磁場」と区別して大文字のMで始まる 「Magnetic 」で表記する、とのことなので、その場合ここでは「M磁場」と表記した。

*「マトマグス」は、“MATMAGS = MAT ter MAGnetic Supply” の略で「物質磁場供給」の意味。

*「グラポス」は、“GRAPOS = GRAvitational POsitioning System” の略で「重力ポジショ二ング・システム」の意味。




参考資料:The Universal Order of Creation of Matters



 


2014/07/23

7)中性子は原子核の重力磁場(マグラブス)を安定させている


希釈には薄めるという意味があるがここでは、プラズマ内でギュッと詰まって濃縮されている物質磁場やプラズマ磁場のスープを、リアクターを使って薄めるというイメージのようだ。要するに磁場をゆるめて解きほぐし自由に動きが取れる状態にする、という意味で使っている。


プラズマ希釈テクノロジー

私たちはプラズマや物質磁場、それを組成している基礎的粒子を創生、制御する、という新たな知識を得た。プラズマ希釈テクノロジーは、新しいアプローチでこの知識を利用したものである。これは、エネルギーや動力、医療への応用、新マテリアルの生産ほか、他の多くの分野に新たな可能性を生み出す。

プラズマ希釈テクノロジーは、プラズマの構成素子である、物質磁場3態やプラズマ磁場から成るスープの中で、これら構成素子を希釈した(結合をゆるめた)ものである。それには、特別にデザインされた*ニュークリア・リアクターを用いて、その構造内にプラズマを安全に保有できるような環境を作り出す。

このリアクターは、現存のエネルギー産業のように核廃棄物やCO2などの汚染物質を環境に生み出すことがない。

プラズマの内的環境に類似した、ゆるいプラズマ磁場を作り出せることを理解すれば、リアクター内にプラズマ磁場のスープ環境が作れる。リアクターのコア(炉)内のプラズマ磁場環境を、このスープ中にある基本的プラズマのプラズマ磁場を結合している力(クーロン障壁)に合わせれば良い。リアクターの作動により、この障壁は磁力的に希釈されて(ゆるめられ)ソフトになり、プラズマが開く。プラズマ内の物質磁場3態は、リアクター内の物質磁場3態と場の力からなる薄まったスープの一部となる。

結合の弱いプラズマ磁場のスープ

プラズマ磁場で満たされたリアクター内にプラズマを投入すると、その構成素子は結合がゆるめられ、物質磁場、推移物質磁場、根源物質磁場はスープ構造の中で自由に運動が出来るようになる。これは特定のリアクター設定と物質磁場の組み合わせにより行われる。

プラズマのスープの中で物質磁場同士の結合が一旦ゆるめられれば、これらの基礎的な粒子を効果的に利用できる。例えば核融合や新物質の生産、リフトや運動など、どのような目的の達成も可能だ。

このような働きをもつリアクターをプラズマ希釈リアクターと呼ぶ。またその希釈のプロセスと知識はプラズマ希釈の原理プラズマ希釈テクノロジーと呼ばれる。(図25)
Plasma reactor -56 
図25:プラズマ希釈&重力磁場ポジショニング・リアクターのケッシュ・モデル

リアクターのコア内のプラズマの物質磁場3態を構成していた基本的なプラズマ磁場を、リアクターの構造内または外側の物質磁場、物質、場と相互作用させることで、その効果を利用できる。これが宇宙で行われているやり方である。

さらに大きなプラズマ磁場環境のリアクターでプラズマを希釈して、核分裂、核融合、新物質、物質磁場の生産、エネルギー生成の達成や動力を生み出すことも、原子力業界にとっては一つのオプションである。

プラズマ磁場の結合を解く

プラズマ希釈の過程では、リアクターのコア内に一旦新しいプラズマ・スープが出来上がったら、これら結合の弱いプラズマ磁場のスープは、リアクターコアに新たに投入されたプラズマの物質磁場3態を結合している場と相互作用する。これにより、必要に応じてプラズマの物質磁場3態の結合が解き放たれる。(図26)
 
 Plasma dilution reactor - 53
図26:物質磁場スープ内で基本的プラズマが希釈されるプロセス

この仕組みではスープ内で解き放たれる各物質磁場の量がコントロール出来、目的に合わせて物質磁場が利用出来るようリアクターの設定が可能だ。

プラズマ希釈テクノロジーは(図27)、プラズマや原子の様々な構成素子を分離させるために使用されている、現存の最新技術である加速器に取って代わるであろう。例えば加速器を使って金属物質にプラズマを高速で叩き付けることで、時たま偶然、反物質(根源物質)磁場を取り出したり、巨大な磁場を使って無理やりプラズマの核融合を起こさせようとする現在の技術の代わりに、プラズマ希釈リアクターが利用できる。

   Plasma dilution reactor - 54
         図27:物質磁場とプラズマ磁場スープ内の基本的プラズマ、原子、分子の希釈プロセス

プラズマを希釈する方法では、ソフトなやり方でプラズマの構成素子が開いて結合がゆるめられ、その環境内で物質磁場同士が分離できるようになる。物質磁場のスープの中での集合的な相互作用により、それらは目的に応じて特定の物質や物質磁場の構成素子となり、例えば融合ができる。

リアクターで二つのプラズマを融合することも出来る。根源物質磁場が必要であれば、弱いプラズマ磁場を作り出して物質磁場から分離させることが出来る。根源物質磁場の特殊な効果を利用して、強力な重力磁場(マグラブス)の力を生み出すことも可能だ。プラズマ内の残りの物質磁場は希釈されたスープの中に残される。根源物質磁場は、例えば物質や物質磁場の融合など、使用目的が済んだらリアクターの設定を変えて元の原子構造のプラズマに戻すことも可能である。

これらの反応を起こすのに高温や不安定な環境は必要ない。これは物質磁場やエネルギー、運動の普遍的な創造の秩序に沿ったもので、現存の高価なシステムも必要ない。これらのシステムでは如何なる放射性物質も核廃棄物生み出さず、リアクターは安全で持ち運びができる。過去数年の間に設計、開発、実験がされている。

プラズマの磁場の結合力を解放するプラズマ希釈テクノロジーの基礎理論は、未来のエネルギー生産と宇宙飛行の原動力であることは、実験の結果から明らかである。

リアクターのコア内で結合をゆるめられた根源物質磁場の効力は、同じプラズマ内の物質磁場の部分よりも強い場を保有していて、より強い重力磁場(マグラブス)の力を生み出す。私たちは近年、プラズマ希釈リアクターにより常温でリアクター・システムのリフトと重量軽減とを成し遂げた。これはパテントとして報告、申請された通りだ。

根源物質がより強度な特質をもつのは、最初からより強いプラズマ磁場によって生れたためである。プラズマの推移物質磁場の部分は未来の宇宙開発において、摩擦なく船艇を運行させるのに利用できる。また、これらのリアクターは水や空気中から毒性の物質を取り除くこともできる。

推移物質磁場生成の原理をテストした際には、システムが軸に向かって捻じ曲げられたことがあった。これは推移物質が、目には見えない非常に大きな重力磁場の力を保有していることを示している。

「未来はプラズマ磁場がベースになる。プラズマ希釈テクノロジーで制御されたリアクターによる未来は明るい。」と言えるだろう。

著書からの要約はここまで


*ここで述べてるニュークリア・リアクターは、イランで開発、テストされたタイプのもので、リアクターの初期起動に少量の放射性物質が用いられ、この方法はUSBスティックのパテントに収められている。現在イタリアで開発、テストが進められている方式では、ナノ物質でリアクターをコーティングしてリアクターを起動させる、放射性物質を一切使わない非核リアクターである。




2014/07/21

1)マグラブス(磁場+重力場)って何?
2)物質、反物質、暗黒物質は三位一体となっている
3)プラズマの中心にはワームホールがある!?
4)基本的プラズマのケッシュ・モデル
5)中性子が崩壊して陽子と電子になる
6)重力磁場3態の相互作用が電子の軌道を不規則にしている

7)中性子は原子核の重力磁場(マグラブス)を安定させている
すべての記事を一度に表示→ クリック

上記事のつづきで、「物質の創造における普遍的秩序」からの要約。 

原則として、物質磁場を含むどのような磁場の強度も、それを作り出した二つの場の位置に依存している。例えば電子の推移物質磁場が陽子の根源物質磁場と相互作用する際には、総括的な電子プラズマと陽子プラズマの重力磁場(マグラブス)ともそれぞれに相互作用する。それが電子の推移物質磁場の位置と陽子に対する距離を決める。

電子と陽子が接近すると、それらを構成している内的要素がもつ重力と*M磁力の相互作用が電子の軌道を変え、原子核内のすべての陽子の総合的な場の強度が電子と原子核の距離を決める。

宇宙における物体と場の運動はすべて、物体のプラズマ磁場、磁気線など、ある一方のエンティティ(素子)の総体的な 重力磁場の、他方のエンティティに対するポジショニングによるものである。これを “普遍的な重力磁場ポジショニングの原理” と呼んでいる。


 普遍的な運動の仕組み

ある物体の磁気線やプラズマ内の物質磁場3態と、他の物体のそれらとの間で連続して起こる動的な重力磁場のポジショニングは、物質磁場と物質に運動を起こす、または運動に導くことができる、という原則がある。

この重力磁場ポジショニングの継続的変化により、ある一つのエンティティ(素子)がもう一方のエンティティに運動を起こすメカニズムを私は “普遍的な運動の仕組み” と呼んでいる。

原子とその構成素子による相互作用、分子、宇宙における太陽系のシステム、銀河システム、これらすべてはこのシンプルな普遍的運動の、同じ仕組みによって運動している。お互いに引き合う二つの物体の普遍的運動は、物体内のすべての総括的な動的プラズマ重力磁場の強度による相互作用と、物質磁場の構成素子とその力による引力に基づいている。システムの物理的な大きさとは関係していない。 

すべての引き合う物体は、電子の陽子周辺の運動、基本的プラズマ内の物質磁場の運動と同じ原理に従っている。“宇宙における運動” はすべてが重力磁場の強度によるポジショニングである。

これからは、運動を生むには物質磁場供給(*マトマグス)を利用すれば、燃焼燃料は必要が無くなるということは明らかである。どのようなシステム内であっても、適切な動的重力磁場の強度を作れば、他の物体に対する重力磁場ポジショニングによる運動が得られる。これは “重力磁場ポジションニングの仕組みと重力運動の普遍的原理” として知られるようになるであろう。

このポジショニングの原理は、将来的に自動車、船舶、航空、宇宙産業における動力システムとなるだろう。車のエンジンも液体燃料も、ロケットの推進ジェットも要らなくなる。

重力、あるいは重力磁場のポジショニングとは、あるシステムによる、もう一方の物体、プラズマ、または惑星や恒星の重力磁場に対する集合的な重力場とM磁場の効果のことを指す。運動の普遍的な秩序において、プラズマの重力場とM磁力場は統合されていて、これらは同時に共存している。一方の存在なしに他方が存在し作動することはあり得ない、ということを理解しておくことは重要である。

宇宙では、根源物質磁場同士、推移磁場同士のプラズマ磁場による重力磁場ポジショニングが実際存在する。未来の重力磁場システムは、船艇が進む重力場の強度と空間を制御するよう設定され作動する。物質磁場のプラズマ磁場による相互作用を利用して、リアクター内にポジショニングに必要な重力磁場を作ることが私たちには可能なのだ。

例えば、ある惑星の大気中の重力磁場に対してバランスの取れた新たなポジションを取ろうとするシステムを作れば、惑星の表面に対してリアクターに運動を起こさせることができる。

地球に対する重力磁場ポジショニングで運動を生み出す重力リアクターを航空機に装備することも可能だ。あるいは惑星や太陽系や銀河に対してポジショ二ングするシステムを宇宙船に装備することも出来る。

空間運動の未来は、宇宙の仕組みに合致した重力ポジショニング・システム(*グラポス)の原理にある。これは何億年もの間、宇宙に存在している動的な運行システムである。

著書の要約はここまで


*本の中の説明によると、恒星や惑星などのように磁力の場に必ず重力の場が伴う場合の「磁力- Magnetic」 を書き表す場合には、単なる 「磁場」と区別して大文字のMで始まる 「Magnetic 」で表記する、とのことなので、その場合ここでは「M磁場」と表記した。

*「マトマグス」は、“MATMAGS = MAT ter MAGnetic Supply” の略で「物質磁場供給」の意味。

*「グラポス」は、“GRAPOS = GRAvitational POsitioning System” の略で「重力ポジショ二イング・システム」の意味。




参考資料:The Universal Order of Creation of Matters




2014/07/18

7月17日(木)に配信された、ワークショップ内容の一部要約

配信録音:http://www.livestream.com/kesheworkshop/video?clipId=pla_f7893467-5a6f-4503-acf3-7b7cbdebce7a&utm_source=lslibrary&utm_medium=ui-thumb


世界的宗教指導者の会合についての報告:
素晴らしい会合であった。月曜日の予定だったが、土曜日から始まり、日曜、月曜と続き、深く話し合いが行われた。財団がもたらすもの、財団の精神に基づく研究や、新しい変化を人々に教えていくということに関して明確な理解が得られた。財団ではまず、科学者が変化を学べるよう教育していく。世界に二つの教育機関をオープンさせるための話し合いをしている。

また、これからはどのような信教をもっていても神はひとつで、お互いの神殿に赴き祈りを捧げる事が出来る、ということがこの会合で理解された。違いは神の家にあるのではなく、その家に住む人から起きているということだ。宗教の名前には意味がなく、信教による分裂もなくなる。この会合で素晴らしい進展があった。2度目の会合が8月29日に予定されている。招待状はすでに送られた。指導者自身が参加してもよいし、今回のように代表を送ることもできる。

さらに前進をして行く必要があるが、政治や宗教の指導者にとって、この動きに同調していくのは容易なことではない。彼らの地位に支障をきたす。だが、神に繋がるために預言者や僧侶などを通す必要はない。神は自分自身の行いにより見出すことができる。

リアクター開発の進展状況:
リアクターの開発は、重要な発展段階に到達した。だが宇宙開発に関する発表はイタリア政府を通じて、または政府と財団の合同で行うという合意があるため、写真や情報に関して、研究生には完全な沈黙を保つようにと言ってある。研究の地であるイタリア国の政府との約束を尊重する必要がある。

研究生のリアクターは飛行の前段階に達した。現時点ではここまでしか発表できない。発表までは、研究所からは写真なども一切公開できない。

放射性物質除去技術の日本への提供について:18:23~
以前にもお知らせしたように、私たちは福島の状況の査定と(汚染処理の)プロセスに直接かかわっている。日本政府から委託されている人々に援助を提供する方向で進んでいる。他の二カ国の政府にも現状の査定と今後の進展に協力を求めた。

財団はエネルギーと核物質処理の研究組織として、国の
政府と直接関りそれを公表している。私たちは秘密裡に何かを行ってはいない。このプロセスには政府当局者や関係者が皆関っている。これは日本政府の始動によるもので、私たちは汚染水タンクのトリチウムの(彼らが言うには唯一の希望であるかもしれない)問題解決策を見出せることを願っている。

汚染された土壌と水の除染技術についての政府からの報告では、100%正しいということが確認されている。説明とデータの文書がある。現在、私たちはこれを日本で実際どのように施行するかを検討しているが、これはケッシュ財団としてではなく完全に日本の組織として行われる。彼らは日本の企業が自国のために解決策を見出した、と示したいと望んでいるので、私たちは倫理的観点からこれを尊重する。たとえそれが財団が開発し提示した通りの技術であっても。

完全に第三機関である原子力リサーチセンターが、技術について確証している。汚染の適切な処置による福島と
日本領域の汚染処理が間もなく始まる事を願う。技術開発にかかった費用はゼロである。

マルタの医療施設について:
マルタでのケッシュ財団の医療施設については8月の末にオープンの予定で、詳細が決まり次第発表される。マルタのケッシュ財団の、特に二人の方々の献身的な努力のお陰である、本当にありがとう。彼らが成し遂げた功績によりケッシュ財団の医療技術の応用において、国際的に特にヨーロッパに大きな変化を与える。



*****



10285733_608201039287661_6020800293301067282_o






原子番号が増すにつれ、原子核と電子の重力磁場を安定させるため、バランスの取れた内部構成をもつ中性子のプラズマが必要になる。実際、中性子は独立した球状の重力磁場をもつため、原子核内で陽子間の磁場のつり合いを取り、位置を安定させる役目を果たしている。(図24)

Helium
図24:より複雑な原子(ヘリウム)のプラズマ磁場イメージ図 


重い原子に多くの中性子がたくさんなければ、陽子の位置を安定させる重力磁場のバランス空間が作れなくなる。よって、陽子間の引力によりおそらく原子核の一部が閉塞状態になり炸裂してしまうであろう。この重力磁場によるバランス空間をギャップ(隙間)と呼ぶ。

ヘリウム原子のようにもう少し複雑な内部構成をもつ基本的プラズマの構造を図24に示した。これは、中性子、陽子、電子、それぞれの動的な物質磁場3態の相互作用による内的な重力磁場と、総括的な原子の外部境界域の重力磁場の作用を表わしている。(図24)

陽子と電子の重力磁場バランスを綿密に観察すると、重い原子の電子軌道が理解できる。陽子の数が増すと原子核内の中心で陽子の重力磁場の境界域が増すため、電子は次の軌道に重力磁場の位置を得る。

陽子は動的なエンティティ(素子)であるため、数が増えると原子核内の限られたスペースでは自由運動ができない。そこで重い原子では重力磁場のバランスの取れた中性子がさらに必要になる。よって、中性子と陽子の数が増えるほど原子核の球状磁場の境界域が大きくなり電子の位置が中心から遠ざかる。すべての電子、陽子、中性子のプラズマ磁場の重力と*M磁力の場は常に総括的にバランス状態にある。

どのような磁場においても、(例えば惑星のM磁場のように)負荷は引く力で重力の場の強度によるもので、正荷は押す力でM磁場の強度によるものだという基本的理解が必要である。

電界と電流については、負の電荷はプラズマと物質磁場3態が保有する重力磁場の重力による引く力の流れで、正の電荷はM磁力の押す力の流れであると理解できる。これはある意味で電気回路のインピーダンスと電気抵抗を説明している。インピーダンスは原子に対するプラズマ磁場の重力的な引く力の流れの測定で、電気抵抗は原子に対するプラズマ磁場のM磁力による押す力の流れの測定である。

著書の要約はここまで


*本の中の説明によると、恒星や惑星などのように磁力の場に必ず重力の場が伴う場合の「磁力- Magnetic」 を書き表す場合には、単なる 「磁場」と区別して大文字のMで始まる “Magnetic” で表記する、とのことなので、その場合ここでは「M磁場」と表記した。ややこしい...


参考資料:The Universal Order of Creation of Matters

関連記事:ケッシュ氏の本が日本で売れてるらしい...BOOK 1 (2013/11/21)




2014/07/17

原子の構造、温度、圧力と重力磁場の関係

元記事: https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=625254690915629&id=126388777468892




原子の構造と、
温度、圧力と磁場の関係について説明する。

これらのリングは窒素の原子内部の陽子と中性子だとする。各リングの内側にはプラズマがあるので重力磁場を保有している。 これらは双方がお互いに対してポジショニングをして位置を得ているので、お互いにある一定の距離を越える事はできない。一方を動かすと他がそれに合わせてポジショニングをする

陽子や中性子の数が増えると、容積が増す。これらの陽子と中性子をお互いに近づけると磁場は縮小される。圧力とは磁場の縮小の度合いである。磁場が縮小されるほど摩擦が大きくなる。よって温度が上昇する。温度とは実際、磁場の放出の度合いである。

陽子と中性子の数が多い原子では容積が増す。ここには陽子と中性子しか置いてないが、電子があれば容積はさらに大きくなる。

水素の原子では、陽子と電子が一個づつで容積はずっと小さい。水素原子の直径は窒素のそれより小さいので、ある一定の容積の水素原子の数は、窒素原子の数より多くなる。よって重力磁場の見地からすると、今日の主流物理界で使われている気体の等式は誤っている。


2014/07/16


以下、上記事のつづきで、「物質の創造における普遍的秩序」からの要約。

陽子周辺の電子の運動 

電子が原子核の周辺を回り続けるということは、電子と原子核が重力磁場(マグラブス)の力とポジショニング(位置決め)をお互いに原子内で維持し続けているということを示唆している。

物質磁場3態(物質、根源物質、推移物質)は、基本的プラズマの構造内で独立した動的なプラズマ重力磁場の力を保有している。これらの物質磁場3態の場は、個々にも集合的にも原子核プラズマの境界域を超えて広がる。

電子はそれ自体が物質磁場3態(物質、根源物質、推移物質)のそれぞれの重力磁場を保有している。と同時に物質磁場3態すべてのプラズマ磁場の集合的な力も保有している。これと同じことが陽子にも言える。(図22)

原子核プラズマ(陽子)(図22)からのこれらの動的な力の総合的効果が原子核の衛星である電子の回転軌道に影響を与える。だが、電子プラズマ(図22)もまた、陽子と同様に物質磁場3態をもつ。よって中心のプラズマ(陽子)の動的な物質磁場3態のプラズマ磁場と、電子の動的な物質磁場3態のプラズマ磁場はお互いに影響を及ぼし合う。これが、電子が原子核周辺で一定の明確な軌道を持たない理由である。

Proton and electron
図22:陽子と電子の相互作用イメージ図
陽子と電子のそれぞれの物質磁場3態(物質、根源物質、推移物質)の
動的なプラズマ磁場と、これらのプラズマ、重力磁場の総合的な相互作用が
原子核に対する電子の運動とポジショニングを起こす。


よって、電子が持つ物質磁場のそれぞれの3態(物質、根源物質、推移物質)が、陽子のもつそれぞれの物質磁場3態(物質、根源物質、推移物質)を通過するたびに、向き合うこれらの重力磁場は互いに相互作用し合うことになる。それに加え、陽子と電子内のこれら特定の物質磁場に対する、陽子と電子の総合的な重力磁場のポジショニングが起こる。(図23)
Irregular path of electron - 50
図23:連続的な重力磁場の再ポジショニングが電子プラズマの軌道を不規則にしている。


陽子と電子は両者とも独立した動的エンティティ(素子)であるため、このような相互作用とそれに関るそれぞれのプラズマの二つの物質磁場での重力磁場の再ポジショニングは継続して繰り返されていく。

二つの動的なエンティティの絶え間ないポジショニングは、質量が小さい方のエンティティである電子の陽子周辺の運動に絶え間なく変化を及ぼす。この再ポジショニング運動の繰り返しが電子に不規則な運動をさせ、 “不確定” な位置を与えている。(図23)

つまり、その時点での重力磁場による相互作用が、電子を原子核の近くに引き寄せたり、遠ざけたりして、電子は陽子に対する全体の重力磁場のバランスが保てるよう即座にポジションを変える。そこで再び二つのプラズマ内の別の物質磁場3態(物質、根源物質、推移物質)が向き合うことになり、新たな相互作用が起こる、ということだ。

その結果、電子の物質磁場は新たに向き合った陽子の物質磁場と、双方のプラズマの総合的バランスの取れた重力磁場のポジショニングを行う。こうして、物質磁場同士の新たな相互作用が継続され、陽子と電子は新たな重力磁場のポジショニングを行い、全体としてバランスの取れた電子と陽子の距離が維持される。

これを重力磁場ポジショニングの原理、または単に重力磁場ポジションニングと呼ぶ。(Magravs positioning principle / Magravs posioning )

電子は陽子の周辺をまわりながら、陽子の物質磁場3態と総合的な重力磁場に対して、双方のプラズマ内の物質磁場3態の重力的な引く力と磁場の押す力の総合的なバランスを取っている。このため陽子に対する位置と距離を変える。電子は原子内で、重力磁場のバランスとポジショ二ングの原理に従い、陽子の周りの運動を維持している。(図23)
 
原子を構成している陽子と電子の総体的な重力磁場の強度は等しく、距離に最大値と最小値がある。それは、その場における陽子に対する電子の場の強度から得る事ができる。この両者間の距離の最大と最少の値は振幅と呼ばれ、電子は中心点に対して不規則運動をしているかに見える。
 
だがこれは、電子の動的な物質磁場3態の重力磁場が、より密度の高い磁場をもつ陽子の動的な磁場のプラズマと相互作用し、バランスの取れた位置関係を取る運動を維持し続けているのである。(図23)

実際、陽子の周辺を運動している電子の不規則な軌道を観測することで、陽子と電子はいくつかの異なる物質磁場で構成されているという結論にいたることが出来る。

著書からの要約はここまで





2014/07/13

原子とは物質をつくる基本構造で、原子核と電子からなり、原子核のまわりをぐるぐる回っているのが電子。だが電子は特定の軌道に沿って回らずにある確率で原子核のまわりに分布している。原子核は陽子と中性子からなっていて、陽子は正の電荷、中性子は無電荷、電子は負の電荷をもつ。などと教わったことを思い出しながら以下読んで頂きたい。


「物質の創造における普遍的秩序」からの要約。


中性子(基本的プラズマ)の崩壊

基礎的な磁場の粒子の相互作用がプラズマ磁場を生む、という仕組みから新たな理解に至った。プラズマ磁場の相互作用により物質磁場の3態(物質、推移物質、根源物質)ができ、更にそれが基本的プラズマ(中性子)となり、それが崩壊すると陽子と電子が生まれ原子となる。これらの相互作用とその集合体によって分子や物質(固体、液体、気体)ができるのだ。

基本的プラズマは中性子の特性を持つ。(図18)中性子は構造的に、安定した動的なプラズマ磁場環境をもつと考えられ、また物質磁場3態とF1という大きな内容物を含むために強い引力が働いている。そのため全体の質量は崩壊後の陽子と電子の質量の個々の総和よりも大きくなる。


Keshe model
図18:中性子の磁場3態イメージ図



基本的プラズマが最終的に、プラズマ磁場の力の均衡が取れた安定状態を保ちながら存続するには、基底の質量レベルにプラズマ磁場を減らす必要がある。このためプラズマは崩壊し、プラズマの構成要素が分割されて二つの独立したプラズマ磁場となる。だが、これらはお互いに連結している。(図19-8)

両者のプラズマ磁場はバランスが取れ、一方は大きく元のプラズマ磁場の質量の多くを保持して中心に位置をとる。(図19-7)もう一方は小さく元のプラズマ磁場からの質量が少ない。質量と重力磁場の強度から大きい方が陽子となり、新たに放出されたバランスの取れた小さいプラズマ磁場は同じ原子内の電子となる。(図19-8) 

根源物質は物質磁場3態の主要な磁場で最も強度があり、太陽系における太陽のようなもので、中性子の崩壊は根源物質磁場内から始まると考えられる。それと同時にプラズマの重力磁場(マグラブス)の力の総合バランスが崩れ、推移物質磁場内のプラズマ磁場が分裂を起こす。(図19-1)

基本的プラズマ崩壊の過程
Process of neutron decay
図19:中性子の崩壊サイクルで陽子と電子が生まれ原子となる8つのステップ

プラズマは全体として安定した均衡状態に到達しようとするので、根源物質磁場と推移物質磁場の更なる分離サイクルのプロセスは、物質磁場に分裂が起こるまで続く。(19-2、3、4) 

プラズマ内で分離した物質磁場の3態と残りのプラズマ磁場は、内部の動的作用によりお互いに引き寄せられ独立したミニ・プラズマとして元のプラズマ構造内に現れ、電子として埋め込まれる。(図19-4) 

電子プラズマは内部形成を得て、独立し安定した重力磁場(マグラブス)を確立し球状磁場を持つに至る。 この時点でプラズマ電子は、基本的プラズマ内の残りのプラズマ磁場と物質磁場3態との重力磁場の位置バランスを取ろうとする。(図19-5、6)

二つのプラズマの重力磁場の位置バランス が取れると電子プラズマは基本的プラズマの領域内から押し出される(図19-7)

ここで陽子と電子の間にギャップ(隙間)が生れ、電子のエネルギーは陽子に対して基底レベルとなる。この時点をもって、陽子と電子をもつ原子が出来上る最集段階に達したことになる。(図19-8)ここから電子は陽子の周囲で運動を始める。
 
 
電子と陽子のプラズマは同じ基本的プラズマを親にもち、ほぼ同時に独立体として生れたため両者の構造とその物質磁場は類似している。(図20) 分裂により両者はそれぞれにバランス状態を得るので、元の重力磁場の完全な総合バランスの形状が保全される。

Proton and electron
図20:陽子と電子の物質磁場の構造は類似している


基本的プラズマの崩壊は、構造的に重い原子を軽くする原子核の崩壊と同様に自然なプロセスだが、プラズマは元の位置、運動、球状磁場の境界線を保つためにプラズマ磁場を利用して解体する。これにより元の形状の存続が確立される。(図21)

Hydrogen atom - 48
 図21:基本的原子(水素)のプラズマ磁場


原子の構造上、陽子と電子の数が常に等しいのは、この中性子崩壊の仕組みのためで、これ以外に陽子と電子が作られる自然な方法は宇宙にはない。


2014/07/11

7月10日(木)に配信された、ワークショップ内容の一部要約。

配信録音:http://www.livestream.com/kesheworkshop/video?clipId=pla_3d4bc1e7-fa8c-4325-b912-a68d02f26087&utm_source=lslibrary&utm_medium=ui-thumb

リアクターの進展状況
現在8つのリアクターを使った二つのスターフォーメーションが作動しテストを続けている。すでに約2ヶ月になる。何度か些細な故障があったが、研究生はそれを修繕する過程で多くを学ぶことが出来た。リアクターはモーターなしで作動している。昨日ですべてのモーターを止めた。今は恒星のように自然にプラズマが生成されている。

モーターの騒音がなく静かな実験室は異様に感じられた。いつもは8つのリアクターのモーターの騒音のために実験室からは配信が出来ずにレクチャールームを使っていたが、今日は静かになった実験室で話をしている。

不思議な事にモーターを止めて20分くらいするとプラズマ生成が増し始めた。プラズマはx y z 軸方向で増加している。モーターも電気も使わない宇宙の環境を成立したのだ。
今やリアクターはお互いに快適な環境を築いた。これは自然が行っていることで必要な分だけを受け取る。まずは少量の低圧力の水素を試してから新しいコントロール・システムを始める。

モータ-やエンジンは人間が作った物質的なもので、宇宙では思考によりコントロールする。これからは研究生がコントロールの仕方を学んでいく。
興味深い結果がでるはずだ。プラズマの生成レベルだけでなく、リアクターからのエネルギーの流れやリフトもコントロールできるようになるだろう。今や私たちは未知の領域に到達した。

8つのリアクターを使って、地球ではじめて宇宙の環境をテストしているのだ。プラズマが増加しているグラフデータがあるが、ある一定の値に達してからはガスを増やしてもプラズマの生成レベルが上らなくなった。そこがシステムにとって快適なレベルということだ。ここからは人の関与が必要になる。

私たちは必要に応じてエネルギーを環境から生成することができるようになった。プラズマがプラズマを生成している。次はプラズマを備蓄タンクからメインタンクに移す方法を学ぶ必要がある。何故ならこれらシステムはコンピューター制御による電子機器ではコントロール出来ないからだ。現在のシステムでは物理的な電子の振動などを利用してるが、
プラズマレベルでは直接連結してコントロールする。コンピューターによるコントロールは必要ない。

今や私たちは科学界の新次元に突入した。プラズマの相互作用について理解するレベルに及んだ。これは財団研究にとっても革新的な進展である。今後は、可能であれば実験をライブ配信したい。リアクターは協力してモニタリングし国際的な共同開発にする必要がある。

世界の首脳や参与らは私たちのワークショップに注意を払っていることが確認されている。研究生が伝えている技術が正しいので各国の政府の態度に変化が現れた。よって世界中の知識探求者(ケッシュ技術を学ぶ者)は協力し合って技術開発をする必要がある。


放射性物質除去技術について
私たちが開発した放射性物質除去の技術は日本政府と他の二つの国で検証された。事前の報告ではガンマ線を減少させる技術は有効だとの結果が得られている。物理の法則は破られた。制約されない限り、情報は公開する。

除染に使われる物質は福島の東電でテストされた。その結果、現在財団では日本政府と他の原子力技術をもつ二つの国と共同で、原発からのトリチウムの問題解決にあたっている。私たちは正式にアプローチされたのでそれに答えた。3カ国との合意が交わされた。これ以上は公表できないが、東電の汚染水タンクの問題の総括的解決法を提供できることを望んでいる。

私たちは活動を可視化しているが、これは個人レベルではなく日本政府からの正式な交渉なので問題を起こすことはしたくない。他の国の合意も得られた段階で情報を公開する。すでにいくつかの実験がされ、指針も設定された。

周辺の汚染地はおそらく低コストでの除染が可能であるが、現時点では汚染水の問題解決が目標のようだ。今後、そちらの解決策も共同で提供できることを願っている。

これは理論的研究ではなく、日本と他の国の研究者や政府関係者らとの共同作業で、ケッシュ財団の研究所で行われる。原発の事故処理の問題解決にあたる準備がここで進められている。


世界的宗教指導者の会合について:
各国政府の平和会議の時と同様に、今回も誰が参加し何をしたかは公表しないが、出席表明の確認がとれた参加者もあり会合は予定通り行う。会合の目的は単に世界平和を声明するだけでなく、この意味と現在の状況、これから彼らがどのような恩恵に預かるかを説明する。

イタリアでの第2回目の会合は8月29日の予定で、この日程はすでに了承されている。政府の会合の時も1回目は参加を避けた国が多かったが、知識をシェアすることで2回目には多くが参加した。同じ事が起きるであろう。


国際裁判所への要求について:
私たちの法的顧問によると、おかしなことに国際裁判所に要求書を提出後、
少なくとも書類を受け取ったという照合番号が発行されているにも関らず、その後何の応答もない。これは国際法に照らし合わせてもとても奇妙なことで、今だ政治的な圧力が存在しているということだ。そこで公表はできないが他の方法をとることにした。

今は国際裁判所はある一部の人々の影響下にあるが、もうすぐ何人かの世界的リーダーたちはとても辛い状況に陥る、ということを予め伝えておこう。彼らの犯罪は記録があり、処理の仕方を判っている人たちの手に渡った。