2014/07/09


のつづきで、「物質の創造における普遍的秩序」からの要約。



推移領域のプラズマ磁場

球状の物質磁場3態はそれぞれ独立していて個別に作動しているが、時としてプラズマ内で接触し合うこともある。(図15-グレーの領域) 

3態の物質磁場の境界部分の、結合の弱いプラズマ磁場は動的なプラズマ磁場が推移する領域で、プラズマ構造内全体の“エネルギー推移領域” と呼ばれる。これは実際にはプラズマ磁場というより磁力線の混合物と見なされる。これらの強度が増してレベルが合うようになるとプラズマ内の3態の物質磁場すべてに共有されるようになる。

この時点で、どこにも結合せずプラズマ内で自由運動をしている元の三つの群れのプラズマ磁場がいくらかまだ存在する。これらは時間と共に3態の物質磁場にプラズマ磁場を供給するか、部分的に結合させる磁場の力となる。
 

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図15: 3態の物質磁場とF1の相互作用


これで元の3つの群れのプラズマ磁場すべての役割を考慮にいれた、ひとつに統合されたシステムが出来あがった。これがプラズマの基本的な構造で、 “物質磁場の創生における普遍的秩序” のケッシュ・モデルだ。(図16)これはまた “中性子プラズマの基本的構造” でもあると考えられる。(図17)

(プラズマのライフサイクルにおいては、異なるプラズマ磁場の強度をもつ複数のG3とF1 がプラズマ中に含まれることもある。)

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16:基本的プラズマ(左)と、それを構成しているプラズマ磁場のケッシュ・モデル(右)


基本的プラズマは重力磁場(マグラブス)が存在するため、周りの環境に対して独立した球状磁場を維持する。内的に磁場のバランスを保つ中性子でも重力磁場(マグラブス)は存在する。

陽子や中性子について議論する場合には、原子核内の物質磁場、反物質磁場、暗黒物質磁場、トーラス、推移領域磁場など、プラズマ全体の構成要素を考慮に入れる必要がある。これらすべてが一体となって陽子プラズマ、中性子プラズマを構成していると考えるべきである。物質の磁場3態すべてが揃っていないプラズマの存在はあり得ない。

 
Keshe model
図17:基本的プラズマ(中性子)の構成要素イメージ図


著書からの要約はここまで


参考資料:The Universal Order of Creation of Matters   



*前述のとおり、1冊目の著書「物質の創造における普遍的秩序」では、“暗黒物質”  “反物質”と呼ばれたそれぞれの磁場は、2冊目の「光の構造」では"Transition matter" 、 "Principal matter" と改名されてしまい、また新語が作られてしまった!その後は新語が使われているようなので、紛らわしいがここでも新語を併記しておきたい。

*"transition"  は文字とおり「移行、推移」 という意味だろうが、"principal " には「主要な、第一の、根源の」というような意味があるが、どういう意味でつかっているのだろう?本の中の説明では、"origin"(起源) という意味があるとのことなので、ここではそれぞれ“推移物質” “根源物質” としておいた...





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