2014/06/05
2014年6月3日付 ケッシュ氏からのメッセージ:
https://docs.google.com/file/d/0B5adc43O6AoRWHlESGxPY0lTYXM/edit?pli=1
なぜ人類は神に近づくために争うのか。
なぜ人類は世界に唯一つのものを異なる名で呼ぶのか?
なぜ人類は神に到達する道のりに異なる名を使いたがるのか?
なぜ人類はある信仰、人物、像は、他よりも優れていると思いたがるのか?
なぜ人類は同じ神に到達するのに、同じ名で呼び同じ道のりを行かないのか?
名前には意味がなく真実は名前の奥に隠され、すべての到達点は同じであることを理解すれば、人類はすべて、一つの種族、存在物として信仰のすべてのレベルでみな平等になる。
人は、優しく、許し、寛容で、正しく、思いやりに満ち、ほかの多くをもつ神を受け入れ、神のようであろうとする道から逸れてしまったわけではない。これらは元々人が持つ属性で、ただ人はそれを忘れてしまったのだ。
神にあるものはすべて人にもある。ただ人はどの神になろうかと選ぼうとする。ならば、神が人に成すようにすべての人が成せば良い。選ぶことなく、神のすべての属性をもって、すべてに平等であれば良い。
人は優位性を示したくて、同じ神を崇拝するのに異なる名を選んだ。だが、地球と宇宙に奉仕するという同じ道を選べば、人はみな神の属性を自分自身の中に見つけるだろう。
信仰や人種、肌の色による分裂は、人を転落させ同朋や神の創造物に不正を行う基となった。
人は宇宙を永住の地とする準備を整えている。すべての人種は同じ神による同じ人種なのだ。これを理解して欲しい。人はなぜ争い、殺しあうのか?どの神の名における何のために?
異なる神の名を選ぶ事に価値はない。本当の意味と真実は見かけ上の名の奥に隠されていることを理解すれば、人はすべて平等で一つの人種、存在であることに気が付くだろう。
どのような信仰をもち何をしても、心が神への道のりと繋がっていなければ、あなたが生れた目的、到達点への道を逸れてしまう。
平等と奉仕は信仰の選択によらず、魂による思いと行いから来ることに気付けば、人は成熟を遂げたことになる。
今やこの地球上の信仰の道のりは、平和と奉仕の名の元にひとつとなる時である。
戦争参加と暴力を終結し、それらは罰せられる罪であることを宣告するよう、私たちはすべての宗教指導者に求める。
罰とは体を持つ人に対してでなく、人の魂が創造主から隔たることだ。
人類に仕える振りをして今日の偽戦争を起こす者は誰か。貪欲な目的で神の名を偽り争う替わりに、兵器を捨てて神に仕える者は誰か。
神は自らの身は自ら守れる。人の未熟な殺人兵器によって守られる必要はない。
よって信心深い者は自ら武器を捨て平和の奉仕を競うべきである。
世界の指導者が神の名を偽り自分のやり方で勝手に殺し征服できるというなら、人類の創造における構造上大きな問題点がある。人は創造されるに値しなかったことになる。人は自ら正しい道を自分で選ぶ能力があり、欲深い人間の奴隷となる必要はない。
人は物理的、経済的能力、信心、名前ではなく魂の状態とレベルにおいてすべて平等で、真に他の者に仕える事で達成を得ることを、今や世界中の宗教指導者は宣言すべき時であろう。
地位や持ち物、人種や信仰によってある魂が他より優っているとか、ある宗教の信者が他よりも地位がある、などと言える宗教指導者はいないはずである。人の魂は創造主にとってはみな平等であることを彼らは知っているはずだ。
このような偽りが今日の審判の日に通用するなら、過去の預言者の命や犠牲はまったく無駄だったことになる。
世界の宗教や国の指導者達が、人類に奉仕するためでなく過去の行いを末梢しようとして辞任している。
世界の宗教指導者は平等に神に仕えるものとして会合を開くべきだ。そうすれば、人々はそれを見習い、人はみな同じ神に仕えるひとつの種族であり、個々でまた集合的な魂として成長し一つになることを理解するであろう。
宗教上の名の違いも、長い間に蓄えられた地上の偽りの富も、集合的に人類に平等と奉仕を受け入れさせて平和をもたらした。神の名を偽り苦しんだ甲斐があった。
神とは完璧なるものの本質であって、そこにたどり着く道のりに付けられた異なる名前ではない。今日では人々は、それに気付き名前を遠ざけるようになった。
少数の利益のために神の名を偽り、宗教指導者とその先任者の不正行為が生んだ苦しみが、全人類のために無条件に平和を受け入れようとする今日の姿をもたらした。
神の名とその使者の土地を守るために地球上で多くの戦争が起きた。これら名前の悪用は終焉する必要がある。そのことで、この星の人々と宗教指導者の真の成熟度が示される。
使者のメッセージは常に、愛し、分かち、平和に暮らすということだった。彼らの従者が今日しているように、地上の富、地位、建造物のために争い、憎みあい、少数の利益のために神の名を偽る事ではなかった。
殺戮を平和のプロセスであると正当化している今日の様子では、宗教指導者は人類や国の指導者たちに神について、いかに近づきその一部となるか、真実を教える仕事を怠っている事になる。
宗教とその信者は偽りの神の名の元に、ただ富を集める者となった。
実際、神の法すべてに従う指導者であれば、その真髄においては、どんな宗教でも神の名において建造物も富も銀行の蓄えも必要ない。財産はすべて神への奉仕に使われるべきものだ。
神の創造物はすべて彼の蓄えから造られ、神の世界やその成す業が人を創る。神は宇宙のすべてを所有するので、彼を崇めるのに建物や寺院は要らない。
神の家は人の体や心にではなく、人の魂にある。そのことに人は未だ気付いていない。
宗教や神の使徒の目的は、その時代の人々に、彼らの任務はこの星の物理的な地位獲得ではなく、魂の成長であることを理解させるためであった。
今や真の意味で過去の過ちを正し、来るべき新たな知識を跳躍台にして平和を確立するスタートを切るために宗教指導者が集まる時であろう。
このメッセージを読んだ者の任務は、このメッセージを世界の宗教指導者らに送ることだ。導師、法王、ラビ、僧侶、この星の聖者たちは、異なる名を持つ神の衣をまとった者としてでなく、すべて平等な者として会合をもつべきである。
彼らは平等と奉仕という真の神の教えに人々を導けなかったことを悔やむべきだ。
よって私たちは、世界のすべての宗教指導者に直ちに会合を開き、武器を捨て戦争終結を宣言するように求める。人類はすべての者を創造主に近づけ平等にゴールに導く平和確立とテクノロジー開発の機会を何世紀にもわたって与えられた。
これからは、人はその真の姿で、他の者に奉仕する行動のレベルでより勝る者になる。
この時代の言語を理解する魂は祝福される。
MT Keshe